どうも競馬大学のみなみです。
馬券を購入するで多くの人が「このレースの軸はどの馬か?」から探しています。
軸馬の選び方が正しければそれだけ馬券の的中率は一気に上がります。
なぜ軸馬を選ぶのか?
いろいろな組み合わせで買ってもいいじゃないか?
もちろんその通りです。
しかし、購入する馬が多すぎればそれだけ資金もかかります。
軸馬を選ぶという事は馬券の点数に関係するのです。
どれだけ支出を抑えて収入を増やすか?
これも競馬の楽しさですね。
軸とする馬を選んだ場合の馬券術をお伝えしていきます。。
- 軸馬を選ぶメリット
- 軸馬の選び方
- 本命=軸馬ではない
①軸馬を選ぶメリット
軸馬を選ぶという事は馬連や3連複、3連単といった連勝式馬券を購入するときに行う作業です。
もし軸馬を選ばずに5頭の3連単BOXを購入した時、点数は60になります。
しかし1頭軸でヒモを4点のBOXにした場合12となります。
同じ5頭での組み合わせですが、ここまで点数を抑えられることができます。
マルチ買いなどで点数は増えたりしますが、やみくもに点数を増やすより効率のいい購入の仕方と言えます。
もちろん様々な考え方がありますが、超高配当というのはなかなか出ません。
確実に利益を上げる上でも、軸馬を選定するという選択も必要だということです。
②軸馬の選び方
第一の条件は、馬券圏内に入る可能性が高いと考えた馬である事です。
これは人気や評価ではなく、購入者の予想によって決められるのです。
もちろん人気上位の実力馬を軸に組み立てるのが確実かもしれません。
ただレースごとに傾向や条件が発生するのも事実です。
例えば人気薄でも、夏の牝馬戦などでは3歳の50キロという斤量は魅力です。
小倉や函館といった小回り平坦馬場では先行馬が有利ですので、内枠の該当馬を狙ってみるのも面白いですね。
連複馬券なら、勝ち馬を当てる必要はありません。
馬連なら2着まで、3連複なら3着までの馬を軸にすればいいのです。
画像のように6番の馬を軸に4番12番13番の3頭をBOX買いしました。
少ない投資で、最大120.9倍の配当が獲得できるのが軸買いです。
③本命=軸馬ではない
先述した通り、軸馬は人気馬である必要はありません。
競馬歴の長い人であっても10万円を超える馬券を獲った時の感覚は忘れられないものです。
ただこういった高額配当は本命馬だけでは成立しません。
穴馬をどうやって人気馬と組み合わせるかという高度なテクニックが必要となります。
大きい馬券ほど、馬券購入者の予想が生み出す産物だと言えるわけです。
さらに軸馬を人気馬同士の組み合わせで馬券が当たった場合に、俗にいう「当たり負け」という現象が生まれます。
これは馬券は当たっているが、収支はマイナスだという意味です。
例えば、100円x10点の馬券で1点が的中。
しかし確定配当が9倍。
マイナス100円と言うわけです。
もちろん配当は決まっているので仕方がないことなのですが、注意したい点でもあります。
人気馬以外の選択があり得ないレースというのは現実的にあります。
例えばディープインパクトのようなスターホースの出るレースならば、この馬以外の軸馬はありませんよね。
そういう場合は、穴馬を絡めた組み合わせには多めの投資をすることで「当たり負け」という状況を回避できます。
荒れるレースよりも固いレースが多いのも現実なのです。
最後に
軸馬馬券は多頭数のBOXよりも投資にも優しく、組み合わせ次第では大きなリターンも可能です。
最後に私の経験をお話しします。
2008年の有馬記念で三連複19万2500円をゲットしました。
その時の組み合わせが、この時の推しメンでファンだった10番人気の3着エアシェイディから軸に、勝ち馬になる8枠の1番人気ダイワスカーレット、そして遊び心で勝った同じく8枠の2着馬アドマイヤモナークでした。
もちろんその他にも数点馬券を買っていて、エアシェイディをすべて絡めた3連単を含め投資金額は1万円程度だったと思いますが、14頭中最低人気のアドマイヤモナークを組み合わせた3連単はやはり勇気がなく、連複馬券への編入のみとなりました。
しかしエアシェイディの3着も相まっての結果。
1番人気が1着にもかかわらず…これには私もめちゃくちゃ驚かされました。
結局、高額配当とは遊び心が成せる業なのかもしれませんね。