どうも競馬大学のみなみです。
今回は競馬で勝つ方法の一つとして、血統のあるポイントについて解説していきます。
競馬新聞やスポーツ新聞の競馬欄に掲載されているレースの出走表というのは、様々な情報が書かれています。
馬柱と言われる出走馬の近走5レース。騎手、調教師、馬主などなど。
ここで最も重要なのが馬名の左右(上下)に書かれている父馬、母馬、そして母馬の父であります。
血統は難しくてわからない!
と言う方にも、押さえておきたい3つのポイントをお教えいたします。
- 母馬の父がサンデーサイレンス系
- 非サンデー系種牡馬
- 2018年度ブルードメアサイアーランキング
競馬血統攻略ポイント①母馬の父がサンデーサイレンス系
サンデーサイレンスの直子が種牡馬ランキングを席巻していた90年代後半から2000年代。ディープインパクト亡き今、残された直系の種牡馬は少なくなっています。
2018年度のサイア―ランキングで3位となった直子のハーツクライが18歳。種牡馬としてはそろそろ種付け数の調整がされてもおかしくない馬齢です。
それ以外の直系種牡馬の名は聞かなくなりました。
そんな時代の中で、サンデーサイレンスの孫世代が種牡馬として活躍しています。ただサンデー系の種牡馬飽和状態が長く続いたのも事実です。
そこで多く誕生したサンデー系の牝馬は、非サンデー系の種牡馬との交配を余儀なくされます。
しかし、ここに競馬の面白さがあるのです。
種馬としても優秀だったサンデーサイレンスの血が、母の父としても爆発的な遺伝力を発揮しているのです。
自身もダービー馬を6頭誕生させたサンデーサイレンスですが、母の父として2015年のダービー馬ドゥラメンテ(父キングカメハメハ)を輩出。
2018年の活躍馬アーモンドアイもサンデーサイレンスを母父にもっています。
2019年現在、計26頭のGI馬の母父として死してもなおその存在感を感じさせています。
直子の代表格ディープインパクトは種牡馬としても大成功しましたが、母の父としてダービー馬キセキ(父ルーラーシップ)を世に出しました。
現在のトレンドの血統は、非サンデーサイレンス系にサンデーサイレンス系の牝馬という配合と言わざる負えない事実がそこにあるのです。
競馬血統攻略ポイント②非サンデー系種牡馬
では母父サンデー系と相性のいい種牡馬を挙げていきましょう。
・キングカメハメハ
2019年に亡くなったキングカメハメハですが、現役馬はもちろんデビュー前の産駒はたくさんいます。
この配合での実績で言えば、ルーラーシップ・ロードカナロア・ラブリーデイ・ドゥラメンテなどでしょう。
・クロフネ
毎年リーディングサイア―のトップ10に名を見せる名馬です。
サンデー系牝馬での実績は、フサイチリシャール・スリープレスナイト・カレンチャン・ホエールキャプチャなどが挙げられます。
・シンボリクリスエス
少し伸び悩んでいる同馬ですが、サンデー系牝馬との相性はぴったりでサクセスブロッケン・サンカルロ・エピファネイアなどを輩出しています。
・タニノギムレット
実質的なブライアンズタイムの後継馬である同馬ですが、GI馬はウオッカのみと寂しい状況にあります。
しかしサンデー系牝馬との交配は可能なのでこれから活躍馬がでてきてもおかしくはありません。
・ロードカナロア
間違いなくキングカメハメハの後継馬である同馬。
すでにアーモンドアイ(母父サンデーサイレンス)やサートゥルナーリア(母父スペシャルウィーク)を輩出し、サンデー系の相性を証明済みです。
競馬血統攻略ポイント③2018年度ブルードメアサイアーランキング
ではこの配合の実績面ではどうでしょうか?
直近の2018年度の母父ランキングを見てみましょう。
上位20頭中、1位のサンデーサイレンスを筆頭に直子が8頭も名を連ねています。
12位ながらディープインパクトの連対率と複勝率はさすがと言わずにはおれません。
2019年に亡くなってしまいましたが、まだまだこの馬の時代は続きそうですね。
このデータが示す通りまさに狙い目はこの母の父サンデー系なのです。
まとめ
馬券を買ううえで必要なことはデータです。
しかし新聞に載っている馬柱をただ見ているだけでは充分な情報は獲られません。母の父を見るだけで意外と大きなヒントが隠されているものです。
ぜひ馬券購入時に試してみてくださいね!